アメリカの吃音財団にあるページの適当な訳(超訳)です。
あまりに原文とかけ離れている表現があればコメントください。
原文
http://www.stutteringhelp.org/if-you-think-your-child-stuttering
あなたの子どもはどもっていますか?
もし、あなたの子どもが話すことに困難を抱えていて、特定の音節や単語やフレーズで躊躇したり繰り返したりするのであれば、吃音かもしれません。しかし、単に話すことを学ぶ際に誰もが経験する普通のどもりかもしれません。このパンフレットは、吃音と一般的な言語発達の違いを理解するためのものです。
一般的な言葉が流暢でない子ども
- 一般的な言葉が流暢でない子どもは、時々1回か2回音節や単語を繰り返します。ためらいや「あー」とか「えー」とか「うーん」なども含まれます。
- これらは1歳半から5歳の間に最も起こり、出たり無くなったりします。これは新たな方法での言語獲得のサインです。もし、言いよどみが数週間消えてからまた出てきたなら、新たな学びの段階に入っているのでしょう。
軽くどもっている子ども
- 軽いどもりのある子は、音を2回以上繰り返します。こ、こ、こ、こ、こんな感じで。顔の筋肉(特に口の周り)の様子から緊張や苦闘は明らかです。
- 声の高さは繰り返しに伴い上がり、時々何秒間か呼吸や声が止まる「ブロック」を経験します。
- どもりは出たり無くなったりしますが、無くなったときよりも今の方がよりどもるようになります。
- 子どもと話すときに、モデルとしてゆっくり落ち着いて話をしてみましょう。そして家族にも同じことをさせましょう。口ごもっても遅すぎておかしいとは言わないようにしましょう。でも急がせないようにしましょう。テレビのロジャースの話し方がいい例です。
- 毎日少しの時間、親が子どもに専念できるときに、ゆっくりと落ち着いて話をすることが子どものために最も効果的です。あなたが何もしないときに数分確保し、子どもが考えていることについて話すことを何でも聞いてあげましょう。
- 子どもが何か話したり尋ねたりしたときには、答える前に少しの間待ってみましょう。子どもはあまり焦らず、より落ち着いて話すことが出来るようになります。
- 吃音が増えたときにイライラしたり起こったりしないようにしましょう。子どもは新しいスキルを獲得するためにがんばっています。あなたの受容的な態度や忍耐強さによって子どもは非常に救われるのです。
- 力みのない繰り返しをしたり、音が長くなったりするのは吃音の最も健康的な形です。子どもがどもってしまうことで緊張したり、言葉を避けたりするようなこと以外で役立ちそうなことは何でも役に立ちます。
- もし吃音がひどくなって子どもがイライラしたり混乱していたら、安心させてあげて下さい。「時々話すのが難しくなるのは分かっている。たくさんの人が言葉でつまずくんだから。大丈夫よ」と言うことで良い子どももいれば、触れたりハグしたりすることで安心する子どももいます。
より深刻などもりのある子ども
- 話の1割以上がどもっていたり、かなりのストレスがあったり無理のある吃音であったり、言葉を代えたり話し始めるのに余分な音を出したりすることで吃音を避けようとしていたら、吃音の専門家による治療を受けると良いかもしれません。話が完全にブロックされるのは繰り返しや音が長くなったりするよりも一般的です。いいよどみは会話するほとんどの状況で起こりがちです。
- 吃音の専門家の名前を知るために、ここをクリックして下さい。そうすれば、紹介を受けるために近くの大学や病院に連絡が出来ます。言語病理学者はアメリカ言語聴覚士学会の認定言語療法士に認定されていなければなりません。
- 問題が深刻なら、軽い吃音をもつ子どもの親にも同じ提案をします。ゆっくりと落ち着いた話し方は子どもにゆっくり話すように言うよりも遙かに役立つことを覚えておいて下さい。
- 自分の吃音について話をさせるよう子どもに促してみて下さい。吃音について議論することで辛抱強さや受容を示して下さい。吃音を克服することは、もっとがんばるよりこと、吃音への恐怖をなくすこと以上の問題なのです。