1年に1度は投稿しておきたいですね。
今年も何とか生き延びております。論文は相変わらず出せる環境ではないですが。
最近はChatGPTがすごいと思っています。少子化についてはこのように考えているようです。

出産と子育てが選択肢として遠ざかったというのはいい視点ですね。
先日授業してたら学生が、「出産は痛いから嫌だ」と言っていて、そりゃそうだけれどもと思ったところでした。
保育者養成をするのに2年間は短い。
そのため、学生が短時間で気づきを得られるよう日々の教材研究が欠かせない。
ある程度分かりやすい話からはじめて行こうとすると、世代差が出てしまう。
例えば、保育の心理学で、乳児の運動機能通過率の話をする。分かりやすく3か月単位にし、3か月で首座り、6か月で寝返り、9か月ではいはい、12か月でつかまり立ち、15か月でひとり歩きと伝えるのだけれど、その際に以前は世界のナベアツの話をしていたが、3年ほど前から伝わらなくなった。
今回の授業の中で、児童中心主義と系統主義の話をするために、「つくってあそぼ」と「ノージーのひらめき工房」を見せてみた。「つくってあそぼ」は今の世代にぴったりで、既に終わったことを知ってショックを受け泣き始める学生もいた。
「つくってあそぼ」はワクワクさんという教師がゴロリという無知無能な存在に対して正解のある制作物を教え込むという系統主義寄りの番組である。一方で、「ノージーのひらめき工房」は、こどものひらめきを元に手段に着目して制作をすすめる児童中心主義寄りな番組である。
学生の多くは「つくってあそぼ」的な活動を正統な保育だと思っているらしい。
一方で「ノージーのひらめき工房」はよくわからないらしい。系統主義は達成目標をもち評価も容易なので、教師にとっては簡単なのだ。結果的に未だに多くの私立幼稚園が系統主義寄りなのは、教師にとって容易という側面と、歴史的な側面がある。系統主義と児童中心主義を軸にすると教育の歴史も分かりやすく伝えられる。
教育というのは全員が受けてきた経験があるから、自分が受けたものが正統的であるという無自覚な認識がある。しかし、現在の幼児教育においては「ノージーのひらめき工房」的な活動を求めているのであり、自分が受けてきた教育は現在の正統的な保育とは違うことに気づくことが大切なのである。
Googleカレンダーをずっと使っている。
ブラウザからだとずいぶん昔から天気が表示されなくなっていたのだが、アプリによっては今でもそのまま表示される。
ところが、引越をして気づいたのだが、この天気予報、場所を変えられないのだ。そしてブラウザ上からは消すこともできない。
この場合は、
https://calendar.google.com/calendar/r/settings/addcalendar
に入って、カレンダーを追加のところに
p#weather@group.v.calendar.google.com
と入力すると、天気の設定が出てくるので、「カレンダーの削除」を選択すると天気が削除されることがわかった。
参考リンク
https://support.google.com/calendar/thread/6260804?msgid=6260804
2021年11月30日追記
なぜか同じ状況になってしまい、試したところうまく行かなくなっていました。
https://calendar.google.com/calendar/u/0/gp#~calendar:view=s
ここに移動し、左上のキャンセルをクリックし、右下の設定をクリックすると、天気のチェックを外すことができます。これで一応見えなくなる。
調べてみると、ここに移動して、
https://developers.google.com/calendar/api/v3/reference/calendars/delete
カレンダーIDを
p#weather@group.v.calendar.google.com
とすると削除できるとあるのですが、なぜか上手く行きません。
https://developers.google.com/calendar/v3/reference/calendarList/delete
ここからとりあえずリストから外せるみたいです。天気予報カレンダー自体はみんなのものだから消せないという理屈なのだろうか。
参考リンク
https://support.google.com/calendar/thread/116629599/how-do-i-remove-the-legacy-weather-calendar-in-2021?hl=en
読んだ。
作者はS.D.ハロウェイ。しつけ研究で有名なヘスのお弟子さんです。
日本好きな先生で、これまでも日本の幼稚園についての書籍などを執筆されています。
これまでの「良妻賢母」とは何だったのか、現代の母親はどう考えているのかという問題から始まり、質的・量的研究を通していろいろな示唆を与えてくれます。
しかし、本書では割と子育てを夫婦だけの問題を捉えていて、子育てコミュニティとしての地域の役割の考察がもう少し欲しかったなあというのが率直な感想です。「良妻賢母」の本なので、夫婦の話が中心になってしまうのは仕方ないのですが。
興味深かったのはこの部分
彼女たちが自分たちの努力の成功について、子どもが示す実際の行動にではなく、行動を動機づける規範の内面化(つまり理解すること)を重視している
つまり、「しつけが上手くいった!」と母親が感じるときは、ただ行動が変わったことだけじゃなくて子どもが本心からそう思えているかが大事だととらえているということ。
具体的に例えると、お友達をバシバシ叩いている子どもを叩かないように仕向けられても、子どもが心から「お友達を叩くことは悪いことだ」と思っていないと母親は安心しないということであり、結果的に母親はしつけのハードルを上げて苦しんでしまっているということなのですね。
この指摘は子育てだけでなく、幼児教育の評価のし辛さにも直結していると思う。
他にも
・多くの母親、とりわけ女児の母親が、子どもを大学に通うことを強く望んでいるわけではなかった
・子どもの頃の家庭での社会化の体験が女性が本気で専門職をめざすことをあきらめさせている
・雇用政策が女性を低賃金のパートタイム職に根づかせる
・日本では高等教育が創設されたときから、女性が不利な立場に置かれてきた
などがデータをもとに示されていて、示唆に富んでいました。
以上、メモ
アメリカの吃音財団にあるページの適当な訳(超訳)です。
あまりに原文とかけ離れている表現があればコメントください。
原文
http://www.stutteringhelp.org/if-you-think-your-child-stuttering
もし、あなたの子どもが話すことに困難を抱えていて、特定の音節や単語やフレーズで躊躇したり繰り返したりするのであれば、吃音かもしれません。しかし、単に話すことを学ぶ際に誰もが経験する普通のどもりかもしれません。このパンフレットは、吃音と一般的な言語発達の違いを理解するためのものです。